オフショアデビュー タックル準備編
前々から準備していたオフショアジギングにデビューして来ました。まずは、準備編から。
キッカケはひょんな繋がりから
昨年、愛車がお世話になっているディーラーさんが釣り好きという事が分かり、ディーラーに行く度に1時間以上釣りの話をする仲に。
その方は、オフショアジギングに良く行かれるようで今度行きましょうという事になり、今回の釣行が実現しました。
道具集め
いつ行くか日程は決まってませんでしたが、コツコツと道具集めをしてました。
フィッシングショーでジギング用のジグを貰ったので背中を押された感じです。
釣具屋に行く度にセール品を漁り気付けばそれなりの数になってました。
ロッドとリールはレンタルタックルを考えていたのですが、Yahoo!ショッピングで買えば安く買えそうということで、勢いついてしまって結局購入してしまいました。
ロッドとリールの選定には相当悩みました。
高いのが良いのは分かるのですが、そこまでハマるかどうかも分からないので踏ん切りがつきません。
高いリールと安いリールの違い
色々調べてみて分かった事。
- 耐久性 = 高い方が耐久性が高い
- 重さ = 高い方が軽い
- ベアリング数 = 高い方が多い
- 見た目 = 高い方がカッコイイ 気がする
安いリールだと大きい魚とのやり取りで、ギアが破損するという情報を見たりしました。なので、リールは良いものを買えという感じです。
ダイワですと、BG < ヴァデル < ブラスト < キャタリナ < ソルティガ の順でハイエンドに。
シマノですと、スフェロス < バイオマスター < ツインパワー < ステラ の順でハイエンドに。
ですが、多く見積もって年間釣行5回?くらい想定の自分にそんな高いリールは必要無いと判断しました。 という事で、買ったのはこいつ。
バイオマスターSWを買った理由
まず番手について。
PE3号が300m巻ける事を条件にしていたので、この時点で6000番以上がターゲットとなります。
300mとした理由ですが、深さ100mでのジギングで高切れした時に200m巻きだと半分残ったとしても100mしかなく、対象魚をかけて走られた時に出て行くラインがありません。という事で300m。
番手を上げるとドラグ性能が変わってきます。バイオマスターSW6000は12kg。8000以上は13kg。
お値段も当然上がります。6000と8000では5000円ほど変わります。
決め手は新型。このバイオマスターSWは、2016年に6000番が追加され「X-シールド」「X-プロテクト」を搭載し防水性能が向上しました。ちなみに他の番手は見た目は同じですが2013年モデルとなります。
次に、ギア比について。
バイオマスターSW6000には以下のバリエーションがあります。
- PG = パワーギア ハンドル1回転あたりの最大巻上長 83cm
- HG = ハイギア ハンドル1回転あたりの最大巻上長 103cm
- XG = エキストラハイギア ハンドル1回転あたりの最大巻上長 112cm
PGとXGだと約30cmも差があります。この差はジグの回収速度に繋がります。
これも悩みました。6000番だとショアジギングでも使える番手で、ショアジギングでは早く回収できるXGやHGが人気のようです。
ただ、魚をかけてからのやり取りで差が出るようで、XGだとかなりしんどいという意見を聞きました。
最終的にはジギング用と割り切ってPGに決めました。※ショアジギングでも早く巻けばいいやと・・・
よく「シマノ」か「ダイワ」のどちらが良いかと聞かれますが、自分は特にこだわりはありません。
価格と性能のバランスが取れていれば良いです。

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ロッド選び
ロッドは、素材の値段 = ロッドの値段 と感じました。
後は、対応するジグの重さとライン強度でバリエーションが分かれています。
今回購入したのはダイワ キャタリナ J62MS、70 - 180g に対応したロッドを購入しました。
先のYahooショッピングで先ずリールを購入し、貯めたポイントを当てて安く買えました。
シマノのグラップラーと悩んだのですが、ポイント充当で安く見えるのと新しいモノ好きが重なってしまい、購入してしまいました。
今、考えるとツインパワーにして、ロッドのランクを下げても良かったかなぁとも思ってみたり・・・
ロッドはメーカーが多過ぎてよく分かりません・・・

ダイワ(Daiwa) ジギングロッド スピニング ソルティガ J62MS・J 釣り竿
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シマノ グラップラーだとこれが60g 〜 160g に対応してます。

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ライン選び
ラインは当然PEライン。
ナイロンだと伸びてしまうのでジグを激しく動かすジギングには向いてません。
PEラインにも複数の撚り数があり、一般的なのだと4本と8本があります。数年前にダイワから12本撚りが発売されています。 お値段も撚り数が上がると高くなります。
撚り数が少ないとガイドとの擦れ音が大きく、劣化も早いようです。
自分は、よつあみ G-soul スーバージグマン X8 3号 300mを購入しました。
大体4000円前後で購入できます。ライン強度は50lb。

よつあみ(YGK) ライン G-soul スーパージグマンX8 300m 50Lb(3)
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リーダー選び
リーダーは、根ズレを防ぐために必要です。
擦れに弱いPEラインでルアー直結ですと、根に潜られたりした場合に岩とラインが接触しラインブレイクの可能性が出てきます。
一般的な素材としては、ナイロンとフロロカーボンの2種類があります。
特性としては以下のような感じです。
- 硬さ フロロカーボン > ナイロン
- 伸び ナイロン > フロロカーボン
今回は安い方をと思ってナイロンを選択しましたが、失敗しました。
ジギングでの一般的なリーダーの長さは5m 〜 10mということで、5mでラインシステムを組んでいたのですが、ナイロンで5mだと結構伸びます。なので100mも落としてシャクってもキビキビと動いてる気がしません・・・
後から調べて分かったのですが、ジギングではフロロカーボン、オフショアキャスティングではナイロンを使う場合が多いようです。
購入したのはこれ。よつあみ ガリス キャストマンアブソーバー 14号。大体1000円ぐらいで買えます。
強度はPEと同じ50lbになるようにしました。
商品名にキャストマンって書いてるじゃん・・・
買うべきなのはこちらでした。お値段倍くらいしますが・・・

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フック回り
フックが案外高いのでびっくりしました。
2本1組のフックが2つ入って、500〜700円します。
今回は3/0と4/0サイズを購入しました。
サイズは、使用するジグの幅よりも大きいものが良いようです。小さいとジグに絡んでしまうようです。
あと、アシストラインの長さは調べてみると、スプリットリングからフック全体を含む大きさが、ジグの1/3くらいになると良いと書いてました。
フック回りで1番困ったのは、リーダーとジグをどう繋げれば良いのか分かりませんでした。色々調べたのですが、これだ!っていうのが見つからないんですよね。
何ででしょうかね。ショアジギングの時もそうでしたが、スナップを付けるのが良いのか直結が良いのか?明記してるサイトって少ないんです。テレビ番組でもあまり移りませんし。
調べたところこの2パターンが一般的なのかなと。
- リーダー = プレスリング = スプリットリング + フック + ジグ
- リーダー = べリングスイベル = スプリットリング + フック + ジグ
今回は2.の繋ぎ方にしました。ベアリングスイベルを使って繋いだのがコレ。ジグを交換する場合は、スプリットリングを開いて、フックはそのままでジグだけ交換します。
まずは、リングに輪っかを通してこんな感じにリングをくぐらせます。※何という名前の結び方か分かりません・・・
そこから、ハーフヒッチ14回ほど編み込みました。留めは最後の輪っかに3回ほど通して締め込みました。この際摩擦熱でラインが痛むのを防ぐために唾などで濡らしておくと良いです。
※締め込み回数が適切かどうかは分かりません。
あと、必需品なのがスプリットリングの取り外しを行うためのプライヤー。
先がこんなやつです。自分が持ってるのはスミスのステンレスプライヤーですが、これだと#5サイズのリングを開いても隙間が小さくジグを通すのが大変です。軸が太い場合だと通せないです。#5サイズに対応したプライヤーがあると良いです。

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ジグ
先にも書きましたが、ジグはセール品を漁ってました。
同行者から140g 〜 200gは用意しておいた方が良いと言われていたので、この範囲で揃えました。
なぜか、150gを1番多く買ってました。が、これも失敗しました。
と言うのも、実際の釣行で何個も持って行っても恐らく使うのは3〜4個だと思うんですよね。
まずは、バランス良く揃えるのが良いかと思います。それから同じ重さのジグを足していきましょう。
軽いのばかり揃えていても、潮が早いと役に立ちません・・・
今回タイラバ用のジグも買ったのですが、150gと160gを用意したのですが、潮が早く200gはないと底が取れない状況でした。
長くなりましたが、実釣編へ続きます。